滝沢歌舞伎-TAKIZAWA KABUKI-


4/17夜、18昼、28昼の3公演観劇してきました!3公演とか贅沢すぎました、ほんと…。
でも、観に行けて本当によかった!!!!
つらつらと滝沢さんへの叫びと共に、いや叫びばかりなんですが…レポをお届けします。

グッズ
・パンフレット

神、神すぎる!!!!ポスターにもなってるあの滝沢さんは何なんでしょうか…お団子最強!!!豪華衣装最強!!滝沢秀明が最強!!!滝沢さんの横顔は本当に美しいです。
なんて美しい被写体なんだ、滝沢秀明!!!何万してもいいから耽美な和装写真集作って欲しい〜!!!
滝沢さんのお言葉がずっしりきました。ああ、なんと私は馬鹿なんだろう…もっともっと滝沢さんを信じてついていかなきゃ><
そして、人生の教訓も頂いてるような…大人だな、滝沢さんは。まあ、積んでる経験が違うからね。私ももっといろいろ挑戦して経験していかなければ!!

・箸とかショッピングバッグとかもろもろ
今回のデザインはスタイリッシュで素敵!HTってのが交互になってる辺りが好きvv
使っていきますよー!!
写真はオリジナルフォトは1種、ステージフォトは売ってる分全部買ってしまいました^^;;;
だって選ぶの面倒くさくて…どれもいい表情だし!!将門様たっまらーん!!!


第一部

OVERTURE
OPENING 春の踊り いにしえ

外国人の掛け合い後、城のテーマソングが流れつつ城モードへ…スクリーンに映し出された滝沢さん、出演者の影がこちらへ勢いよくジャンプ!
出演者紹介が行われ、その後勢いよくオペラカーテンがはけ、春の踊りはよーいやさ!
あのオープニングだー!劇場に合わせて構成も変わっているところは変わっていましたが、基本は一緒。
「いにしえ」を全部踊ってるところを初めて見ましたよ^^滝沢さん、カッコイイ!!
その後は、ジュニアの口上と滝沢さんのご挨拶。
青のスーツでご登場、私はこれをOne!と呼んでいます。(どうでもいい)
日生に合わせてるんだけども、ジュニアは和装なのになぁ、滝沢さんも和装がよかったな^^とか思いつつ…でもその辺は滝沢さんのカッコよさでカバー!

忠臣蔵
ジュニアの子達と影絵を楽しむ滝沢さん。しかし、この平和を乱す者が必ず現れるというナレーションが入り…
滝沢さんが「ほら、来たようですよ」
こういうの大好きだぁぁぁあああああああ!!!!!!!ああああ!!!!!いい演出!!!
どんどん低くなっていくボイス!!!!たまらーーーーん!!!!!
吉良と匠之守の台詞が増えてました。忠臣蔵の仇討ちの理由がさらにもっとわかりやすくなりました!
いやー今回またさらにとっつーの好感度がぐいぐい上がり、そしてさらに河合くんの好感度もぐいぐいと…滝沢さんがほんとA.B.C.-Z好きなのがわかるから滝沢さんファンである私もなんだか感化されてしまいます(笑)
そして蔵さんですが…基本は今までの忠臣蔵と変わらずで、櫓落ちはなくてもっとシンプルにまとまっておりました。
すぐに板使ったアクションに入るし、ああああもーーーー蔵さんカッコ良すぎるよ!!!!男前!!!
何度も殺陣シーンの感想で言ってるんですが、こう切りつける前に敵を見る時の目がたまらなく好きです。蔵さーーーん!!!!本気で男前っす。
殺陣中に途中で蔵さんが吉良上野介と入れ替わり。白装束の中に蔵さんが!あああ!!蔵さん!!
びりっと破られたら赤の装束の蔵さんに早変わり!
そして、櫓落ちの変わりに梯子が出てきましてそこに登って蔵さん2回目の見得!
もちろん最初の見得は三枚の板に立ってのですよ^^あれほんとカッコイイ!
で、梯子での見得の後は鉄棒のように梯子の一番上を両腕だけで支える蔵さん。
そして落ちる蔵さん。ひゅっ!すとん!華麗だ!!
その後小ステージのプールにて上野介と接戦!蔵さん「お命頂戴!!!」よっ蔵さん!
蔵さんが悲願を遂げ、プールから上がろうとしたら……蔵さんが!蔵さんが…っ!!!
ジェイソン的な人達(誰だ)に肩や腕を掴まれて引きずりこまれた…!!いやーー蔵さーーん!!!><
そして蔵さんは見る見るうちに鬼の面をつけて苦しむ姿…
仇討ちとはいえ人の命を奪ったことへの代償を意味するんでしょうか。それが滝沢さんが最初に言ってた「悲劇」の意味なのかも…。

NEW MASK
鬼の面をつけて苦しむ蔵さんと後ろでは、奇妙な光景が…地獄っぽいと感じたのは私だけでしょうか…?
そしてMASKが始まるいつものあのセリフ。今回はNEWがついているだけあり、滝沢さんの大きいお顔が喋るのではなく、ジュニア達に振り分けて一言言っては面をつけてという演出。
この演出大好きだー!!カッコイイ!!!
そして屋良くん率いるダンスチーム!洋のダンスでありながら和風な面に衣装。独特の世界観でやはりカッコイイ!ロボットダンスがいい“”
そして、後ろにいつものMASK兄さんが仮面を取ったり、扇子出したり、傘出したりしてました。(でも恐らくあれは滝沢さんの影武者?)

変面太鼓
そして次は太鼓!!とっつーの「はい!」ドン!!という一人太鼓からどんどん人が増えていき…そこに去年はその姿がカッコ良すぎて皇帝と呼んだ白の衣装を着たMASK滝沢。(ネーミングセンス皆無)
MASK滝沢さんがすっと腕を差し出せば、どんどん!と太鼓が!その腕を右に変えれば、右側の太鼓が鳴り響く!!どんどこどんどこ音が鳴りつつ、MASK滝沢さんの面はどんどん入れ替わり…うあー!カッコイイぜ!
去年に引き続き、水太鼓もあって、ほんとマジカッコイイんですけど…
MASK滝沢さんが滝沢さんになったら(面の部分がなくなったという意)次は一瞬にして上半身裸になる滝沢さん。
あああああああああああ!!!!!!!!細マッチョォォオオ!!!!!!
むきむきひでくん、カッコイイです。ムキカッコイイ!
そして神秘の二の腕と神の腹筋を見せつけつつ太鼓をどかどか叩く滝沢さん。
他の太鼓もどかどかどかどか!!!カッコイイカッコイイカッコイイ!!!滝沢一座半端ねぇ…!!!!!
もうカッコイイとか男前としか言えません…すごいものを見てるという感覚だけでした。

DANCE「REVENGER」
太鼓が掃けたら次に外国人の方がソロで踊る、何?何が来る?無限の羽もっとカッコイイバージョン?とか思っていたら新曲でした。「REVENGER」!!!!
とりあえず殿がカッコイイんですが、滝沢さんがカッコイイんですが…殿が…(わかった)
一番歌った後、後ろのカッコイイ椅子にどかっと座る滝沢さんがカッコ良かったです。
座りながら歌ってる図とかたまらん。滝沢さんがたまらん。殿―――!!!
屋良くんとのデュエットも良かったですvv
マジでCD化の予定はないんですか!?殿!!

滝沢一座「少年WITH LOVE」
REVENGERを殿が華麗に踊り歌った後、掃除係と称してMADの辰巳くんと福田くんが小ステージをふきふき。
その間、忠臣蔵がカッコ良かったとか太鼓すごいとか、滝沢くんカッコイイの連発。
忠臣蔵の板3枚の上で決める見得の「たきざわぁ!!」部分を真似してやってたり、吉良と匠之守のセリフを真似してたりとおもしろかったです^^
その後、新日生劇場名物滝汁搾りを披露。マジ小瓶に入れて売ってくれ(笑)
その間に殿登場!白塗りの開始!うちわぱたぱたを松崎くんが!うおー!!松崎くんは、去年本当に浜松屋の演技楽しんでやってくれてたから(+パンフレットに日本の歴史大好きと書いてあって)是非次はもっと重要役があれば!と思ってたのでこれは嬉しい展開vv今年の浜松屋もよかった!!
個人的に将門様&捨十の2ショットの次に好きなショットですvv
白塗りをしている殿のところへ外国人観光客が、「パワースポット」と呼ばれていた白塗りしてる滝沢さん^^
いやいやほんとにパワースポットでございますよ!
そして記念撮影をせがむ外国人、ダメダメと松崎くんが言う中無理矢理…殿はアイーンとかしたり超のりのりで撮影されてました(笑)
その後、アドリブでギター弾いたり(17夜)とか日本語を教えると称して「ほんまにえぇんか?」とか言ったり(18昼)、殿にそんなことを言わす間もなく、「向こうでは今井翼くんの公演が、どうやらフラメンコと歌舞伎のコラボをしてるようですよ」とすたすた行かれてぽかーんとしてしまう殿(28昼)とか見れました^^
その後は、白塗りする殿と団扇でぱたぱたする松崎くんの前で少年たちのWITH LOVE
その間、団扇を自分自身に仰ぐ松崎くんにツッコミしてたり、二人でゆらゆら音楽に合わせて揺れてたりとかアドリブをする師匠と弟子vvかわいいよーーー!!!!
どの回かで、松崎くんがはけるとき、殿に耳打ちしてて、それに対して殿が大丈夫^^みたいな微笑みをしていたのがなんだか胸きゅんでした。

滝沢歌舞伎
・白浪五人男

以前より少しだけ短縮された部分もあったような?でも、基本は一緒でしたね〜
テレビ放送でこの演目を本場歌舞伎でやっているのを見たんですが、本場とはやはり違う点がいろいろ^^
でも、それはそれで滝沢歌舞伎だからいいのです!しかし、最後一人一人が名乗りますが、その後の見得がまたカッコ良かったので、その部分もこれから入ったりしないかな〜とちょっとした期待!

・娘道成寺
新たなる女形演目!うひょー花子かわゆし!!!
花子は道成寺に恋路を邪魔され恨みを持つ清姫が乗り移っているそうで(清姫の化身という見方も有)、坊主達が花子が来るのを噂している「聞いたか聞いたか」というのが娘道成寺初めのシーンだそうです。
それも再現されたとということですね!戸塚坊主さんと河合坊主さんが良いvv近野くんはどんどん前へ出てくるな〜(笑)
で、超美人と噂の白拍子花子を普段なら女人禁制でありながら迎える道成寺。
「鐘に恨みはたくさんあるけれど〜」みたいな歌詞がありまして、そこで清姫繋がりという感じが致します^^
いろいろ歌舞伎の本を読むともっと詳しく書いてありますので、興味のある方は是非。せっかくなので演目の舞台背景を知るとさらにおもしろく見れるかなーと!
ちなみに、娘道成寺は女形舞踊の中でも長編物らしいです。
で、花子は舞いつつ少しずつ鐘へと近づき、その間に坊主達は花子にメロメロv
途中鈴太鼓を持つ前に手ぬぐいを客席に投げるのも娘道成寺お約束だそうで!うーん!!欲しいなぁ><
完全に花子に骨抜きな坊主達が花子の異変に気付いた時には、鐘へ登り大蛇の姿となった花子の姿が!!
これが最後の見得きり!よっ滝沢ぁ!!!
舞の部分がどんどん本格的になっていくように見える滝沢マジック!いや、マジックではなくリアルに上手くなってるんですが!本場の人から見たら全然なんでしょうが、素人目ではもう花子の美しさに骨抜きでございますので…いいな〜
コミカルなところも少しあり、滝沢歌舞伎っぽくていいですね〜
後ろに三味線、笛、小太鼓などを構えてるジュニアがいるのもまたこれは、本格的なものを意識してるのがいいですv
来年も花子ちゃん見たい!!しかし、個人的には鷺娘の切ない感じも好きだったので、また復活して欲しいなぁ><

・櫓のお七
今年もお七健在!!!そうそう、これがナイト!!!
改めて櫓のお七解説を読んで物語理解をしたんですが、実際にあった事件を元に歌舞伎の演目は作っていて、またそこにはきちんとした物語が!
最初に人形浄瑠璃で「吉三さんが〜…」どうとかこうとか言っていたかと思うんですが、その吉三さんはある刀を今日中に見つからなければ切腹という命を出されていて、お七はその刀の在りかがわかるんですが、吉三さんに伝える術、時間もなく、でもどうにかして伝えたい!!(だからこそ「翼が欲しい」とかどうとか言っていた訳なんですね〜)そして目に入ったのが火の見の櫓。
火災でもないのに鐘を鳴らした者には思い処罰が待っているんですが、それでも吉三さんのためにお七は櫓へ!!そういう舞台背景を知ると最後の見得の一言「命かけても!」の意味がさらによくわかりました。
いやはや、櫓のお七、深い!!
今回は火の演出がとってもよく、火がお七を邪魔する感じがとてもよかったです。
しかし、櫓から一度すべり落ちるお七の切なげな感じも好きなのでまたそれも復活希望!!
やはり豪華で最後の見得もカッコイイし、櫓のお七いいな〜〜!!!!よっ滝沢ぁあ!!!

・蜘蛛の精
娘道成寺に引き続き新たなる演目!!!
蜘蛛子(滝姫)かわゆす!!!!屋良くんの洋のダンスと蜘蛛子の女形の舞のデュエット…うおぉ素敵だ!!
蜘蛛子に大接近してちゅーしようとする屋良氏羨ましいぃぃいいいい!!!!我らが嫁に手出すなー!!!うおーん!!!!
と言っている間に蜘蛛子は蜘蛛の糸をしゅっと!あああ!!!!びっくりしたんだね!!!びっくりするよね><
蜘蛛子ちゃんは純情な乙女だもん!!いきなりちゅーしようとする屋良氏がダメだったんだよ!!!
華麗な風景からいっきに歌舞伎ロックな雰囲気になっていくステージ。
どどーんと現れたのが、蜘蛛子の兄!!!お兄ちゃーーん!!!!(※捏造です。)
立役の滝沢さんもカッコイイカッコイイカッコイイ!!!あわよくば隈取、唇も青がよかったよ〜><女形の名残が…^^
妹に手を出した屋良氏と戦うお兄ちゃん。お兄ちゃん最強伝説!!
完全に人々を圧倒した蜘蛛の妖怪の力!!!お兄ちゃんたまらん!!
立役の見得もカッコ良く決めた滝沢さん!!マジカッコイイっす、殿!!!
個人的に女形の蜘蛛の精と立役の蜘蛛の精は兄妹だと思ってます^^兄妹萌え〜
本当のところは違うんだろうが、これに関しては楽しみ方人それぞれということで!!
最後はロックでカッコ良く決めていて、本当に傾かれた!!と思ってる間に第一部の幕が下りました。
本当滝沢さん演出ってなんでこんなに凄いのか…
今までよりさらにシンプルにストレートにまとめられてて、かといってわかりにくい訳ではなく、さすが海外進出を考えながら作った男滝沢秀明!!!
海外公演あったらどうなんだろう?自分は行くんだろうか?(笑)
でもこれは、日本国民全員が見るべきではないのか?凄すぎるよ、滝沢秀明の滝沢歌舞伎!!!!